お客様事例 Vol.275
30代夫婦 S・Iさん 埼玉県在住 小学校教諭
今回は、ビジネスパートナーNさんから、長年Nさんが家族ぐるみでお付き合いしているSさん(奥様)をご紹介いただき、国内生保8件加入のうち、7件解約して国内外の保険や投資に切り替えた事例です。
IFA紹介サービスの感想
主人となにかあった時の為に生命保険(日本生命と明治安田生命)で加入していて、学資保険や個人年金保険も明治安田と日本生命で加入しております。
Nさんとは古くからの仲で、保険にかなり加入していていわゆる「保険貧乏」になっていることを伝えると、
「それなら、野村さんを紹介するよ!」となり、野村さんをご紹介頂き主人とNさん交えて4人でZOOM面談をしました。
事前に加入している保険の内容をお伝えしておりました。
野村さんからまずは加入している保険の内容について説明がありました。
野村さんからわかりやすくまとめていただいた内容ですと・・・
① 明治安田生命「つみたて学資」長男の学資保険(年払い117,226円)
このまま継続しつつ、定期預金の一部をオフショア固定金利プラン 3年満期プランに投資する。
一括投資額:USD15,900(約250万円)→USD17,490(約275万円)
*こちらのプランは、ご希望であれば満期後運用継続が可能です。
② 明治安田生命「つみたて学資」長女の学資保険(年払い171,282円)
今解約すると約150万円(返戻率:約109.4%)
この資金を①と同じ、オフショア固定金利プランUSD10,000(約155万円)で7年投資すると
7年後はUSD12,696(約197万円)返戻率:126.9%
当初受け取れる予定の学資金は280万円で、それよりは下がりますが、あと6年分 171,282円×6年=1,027,692円お支払いしなくて済むことを考えると、USD12,696+1,027,692円=約300万円になるので、継続するよりは手元キャッシュは増えます。
③ 日本生命「ニッセイ学資保険」同じく長女の学資保険(年払い260,750円)
今解約すると、約212万円(返戻率:約102%)
この資金を一括投資の固定金利プランUSD13,400(約210万円)で10年投資すると、10年後(18歳時)はUSD20,238(約315万円)返戻率:151%
当初受け取れる予定は300万円。こちらはUSD20,238+あと2年分 約52万円はお支払いしなくて済むことを考えると約370万円になるので、こちらも継続するよりは手元キャッシュは増えます。
④ 日本生命「ニッセイ学資保険」次女の学資保険(月払い11,576円)
満期までお支払いしても受取額は240万円。返戻率は101.6%と良くないので、解約して海外積立投資(元本確保型プラン)に変えましょう。
USD200/月(約31,000円)15年プランで積立をしますと15年後(18歳時)には、USD50,400(約784万円)が最低保証(140%)されている。今よりも約3.2倍受取金額が多くなります。
毎月のお支払いは約2万円上がりますが、上記②③と下記⑤を解約すれば以後のお支払いはなくなるので、十分にお支払いできる余力はあるのではないかと思います。
⑤ 日本生命「ニッセイみらいのカタチ」被保険者:Sさん(年払い1,099,702円)
50歳から年金受取にしても、累計保険料1,649万円に対して、1,711.2万円(10年間で受け取れる年金合計。返戻率103.7%)、仮にニッセイ独自の配当金を受け取れたとしても想定では1,875.89万円(返戻率113.7%)とそれほど良くないので解約して解約返戻金をそのまま海外養老保険(親子リレープラン)に切り替えましょう。
実は、この資金は親からの生前贈与(110万円枠)で毎年受け取っていたのを投資に回していましたが、ニッセイのこちらを解約して海外積立投資(変額プラン)に投資しても良いのでは?とNさんから進められて、げんきさんと3人で相談したところ、毎月8万円を15年プランで投資することにしました。
⑥ 日本生命「ニッセイみらいのカタチ」 被保険者:Sさん 月額14,999円
こちらも⑤と同じ時期に加入されておりますので、返戻率は同じぐらい。解約して解約返戻金を⑤のプランに上乗せして上記プランに投資。
⑤⑥の解約返戻金+定期預金の一部250万円を合計して、600万円ほど海外養老保険(親子リレープラン)で運用する。
全期前納保険料:USD38,225.09(約600万円)
5年後解約返戻金:USD38,668(損益分岐点)
15年後解約返戻金:USD79,129(約1,243万円。返戻率207%)
65歳時解約返戻金:USD162,093(約2,547万円。返戻率424.0%)・・・
(現行利率で推移した場合)
全然変わってきますねw
以下2つは別の国内生保への切り替えが好ましいと思います。
⑦ 日本生命「ニッセイみらいのカタチ3大疾病付プラン」
被保険者:御主人様(月額15,099円)
こちらも見直しして新たな生命保険に加入したほうがいいです。今でしたら、収入保障保険+終身医療+がん保障含めた最低限のプラン
(ネオファースト生命あたりが妥当かなと・・・)
理由としましては、
(1) 更新型保険で58歳以降更新しますと、保険料が54,693円と一気にあがる。(2) 終身保険100万円以外すべて掛け捨て(老後資金に回せない)
(3) 80歳までで合計保険料1,740万円ほどお支払して、最終的に残るのは終身保険の100万円のみ。
ですので、今と同じぐらいの保険料で更新型ではなく65歳で払込終了にして老後の保険料負担をなくすプランに切り替えます。
⑧ 明治安田生命「ベストスタイル」被保険者:Sさん(月額8,133円)
こちらも上記⑦とほぼ同等の理由から見直ししたほうがいいです。
⑦⑧はそのままの保険料ぐらいで見直したとして、
(現在)年払いで1,648,960円、月払いで49,807円お支払いしておりますが・・・
(新)年払いで117,226円(1,531,734円↓)、月払いで約54,232円(4,425円↑)
となり、ぜんぜん変わることにびっくりしました!
また、野村さん曰く「保険料の支出がかなり減りますので、その分投資しても良いんですがそれよりもご家族でのレジャーや旅行費用に充てたり、いざという時の緊急予備資金としてプールしておいたりもできます。また、余裕ができたら追加投資を考えてもいいかと思います!将来の蓄えも大事ですが、目先の楽しみにもお金を使いたいですよね!」
と単に保険や投資ばかりが良いことではないんだなと思いました。
今回の見直しとプランニングに大変満足し、主人も喜んでおります!
今後とも引き続きよろしくお願い致します。
IFA経由の契約内容
F社 「海外養老保険」(親子リレープラン)USD38,225.09(約600万円)全期前納
I社 「元本確保型プラン」USD200(約3.1万円) 15年満期 満期時140%最低保証(学資保険代わりに契約)
「オフショア固定金利プラン」(お子様の教育資金として契約)
USD15,900 3年(年利3.75%固定金利)
USD10,000 7年(年利4.25%固定金利)
USD13,400 10年(年利4.75%固定金利)
R社 「オフショア変額プラン」 80,000円/月 15年(生前贈与から海外積立投資に変更)
担当アドバイザーのコメント
国内生保8件加入されていて、そのうち7件解約!
6件は海外投資に2件は国内生保への切り替えとなりました。
私が以前からお伝えしている、貯蓄運用は海外で。最低限の保障は国内で。
その形になりました。
そもそも学資保険というネーミングに惑わされてしまいますが、要は進学時期にどれだけ手元資金を増やせるかが重要です。
円建てで国内運用では当然増えません。ある程度リスクを取っていくしかないですが、お子様の教育資金はこの時期にこれぐらいが必要だと予めわかっているので、そこまでリスクは取れない。となると、USD建てでも「固定金利プラン」や「元本確保型プラン」が有力候補になってきます。
今回は、ニッセイと明治安田の学資保険を辞めて「オフショア固定金利プラン」3件と「海外積立投資(元本確保型プラン)」に切り替え、ニッセイの年金保険2件を解約して「海外養老保険(親子リレープラン)」に変え、生前贈与で受け取っていてニッセイの年金に回していたのを「海外積立投資(変額プラン)」に切り替えました。
また、ニッセイと明治安田の更新型の保険(L字型とアカウント型)に関しては、
ご主人様がネオファースト生命の収入保障保険(3大疾病保障付きプラン)と終身医療保険(3大疾病保障、抗がん剤治療保障付きプラン)
奥様は同じネオファースト生命の終身医療保険(3大疾病保障、抗がん剤治療保障付きプラン)に切り替えました。
お二人共、とてもご満足頂き非常に嬉しかったですし、今後も長いお付き合いができればと思っております。
オンライン面談であれば365日いつでも可能です!