「稼いでいるうちに将来資産を作る」——これは、高所得者ほど陥りがちな盲点への処方箋です。年収の高さと資産形成の進度は、必ずしも比例しません。むしろ、稼ぐことに注力するあまり、運用が完全に後回しになってしまうケースは珍しくありません。今回ご紹介するのは、保険業界8年目でMDRTを獲得された30代女性・Oさんの事例。年収1,500万円クラスの実力を持ちながら、資産形成が手つかずだった状態から、Bitcoin ETF積立とドバイ事業投資という組み合わせで将来資産の構築をスタートされた経緯を解説します。
この記事でわかること
- 高所得者ほど資産形成が遅れる構造的な理由
- 「稼げるうちに将来資産を作る」ことの重要性
- Bitcoin ETF積立とドバイ事業投資の組み合わせ設計
- 既存の運用(ユニットリンク・つみたてNISA)を維持しながら追加投資する考え方
Oさんの当初の状況
| 項目 |
内容 |
| 属性 |
30代女性・保険代理店勤務(業界8年目) |
| 実績 |
MDRT獲得の優績者 |
| 推定年収 |
約1,500万円 |
| 既存運用 |
アクサ生命「ユニットリンク」、つみたてNISA |
| 課題 |
多忙により本格的な資産形成が後回しになっていた |
収入・スキル・営業実績のすべてが揃った状態でありながら、資産運用については「ユニットリンク+つみたてNISA」という国内商品のみに留まっていた状況。「稼ぐ力」と「増やす力」は別のスキルセットであり、営業のプロであっても運用が後手に回るケースは業界でも珍しくありません。
高所得者ほど資産形成が遅れる構造的な理由
Oさんに限らず、保険業界・営業職・経営者など高収入を得ている方の資産形成が遅れる理由は、構造的に存在します。
- 忙しさで運用検討の時間が確保できない:稼ぐほど時間がなくなる
- 「まだ稼げるから大丈夫」という心理:将来リスクの過小評価
- 身近な商品(保険)に偏りやすい:業界内で得た知識だけで運用先を選ぶ
- 収入変動リスクの過小評価:営業成績の下振れ・環境変化への備え不足
この構造を理解したうえで、Oさんは「稼げているうちに将来資産を確立する」という意識転換で今回の投資を決断されました。
紹介経由での相談スタート
Oさんとの接点は、以前当協会でご契約いただいたHさん(保険会社時代の同僚)からの紹介でした。ある食事の場でHさんが「海外の終身保険は国内のドル建て保険よりリターンがいい」という話をされたことがきっかけとなり、Oさんがご相談を希望されました。
面談は、Oさんと担当アドバイザーがともに横浜在住であったこともあり、横浜のリアル面談で実施。既存契約(ユニットリンク・つみたてNISA)は継続を前提に、追加投資の選択肢として次の商品をご提案しました。
追加投資の設計方針
| 投資カテゴリー |
金額 |
期間 |
役割 |
| ドバイ事業投資(一括) |
約56万円 |
短〜中期 |
事業性収益・実物資産 |
| Bitcoin ETF積立(月次) |
USD 200/月 |
10年 |
暗号資産による長期成長狙い |
今回のポイントは、既存の運用(ユニットリンク・つみたてNISA)は維持したまま、追加ポジションとして海外資産クラスを組み入れたことです。既存の国内円建て資産に対して、ドル建て・実物資産・暗号資産という3つの異なる性質を追加することで、ポートフォリオ全体の分散度が大きく向上しています。
なぜBitcoin ETFとドバイ事業投資の組み合わせなのか
既存資産との相関を下げる
ユニットリンクとつみたてNISAは、いずれも先進国株式(特に米株)中心の運用が多く、値動きの相関が高い傾向にあります。Bitcoin ETFとドバイ事業投資は、これらとは異なる要因で動く資産のため、既存ポートフォリオへのヘッジ効果が期待できます。
短期と長期の期間分散
ドバイ事業投資は中短期での事業性収益、Bitcoin ETF積立は10年満期の長期運用——時間軸の異なる2つを組み合わせることで、退職や環境変化に対応しやすい設計になります。
増額の柔軟性
両商品とも追加投資が可能な設計のため、まずは無理のない金額でスタートし、収入や生活状況に応じて増額していく戦略が取れます。
契約内容
| 商品名 |
運用会社 |
金額 |
期間 |
| ドバイ事業投資 |
— |
約56万円(一括) |
短〜中期 |
| Bitcoin ETF 100%運用 |
I社 |
USD 200/月 |
10年 |
担当アドバイザーの解説
本事例から学べる4つのポイント
1. 高所得は資産形成の「必要性」を上げる
収入が高いほど、その収入を失った時のダメージも大きくなります。高所得者ほど、将来資産の確立が重要です。
2. 「稼ぐ力」と「増やす力」は別スキル
営業や経営で成功していても、運用スキルは別途習得が必要。プロフェッショナルな運用は専門家に任せる判断が合理的です。
3. 既存運用を維持したまま追加投資が可能
既存契約を解約する必要はありません。ユニットリンクやつみたてNISAは継続しつつ、相関の低い資産クラスを追加することでポートフォリオを強化できます。
4. 無理のない金額からスタート、追加投資は後から
初回契約は「無理なく続けられる金額」で設計し、収入や生活の変化に応じて増額していく方が、長期継続の観点で合理的です。
こんな方におすすめの相談です
- 年収が高いが、資産形成が手つかずになっている方
- 保険業界・営業職・経営者など、収入変動リスクを抱える職種の方
- ユニットリンクやつみたてNISAは持っているが、それ以外の運用先を探している方
- 既存資産と異なる値動きをする資産をポートフォリオに組み入れたい方
- 「稼げているうちに」将来資産を確立しておきたい方
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