こんにちは、海外投資協会の野村です。

オフショア積立投資に関してはネット上で良い悪い含めて玉石混交様々な情報が存在しております。

・日本の投資信託では出せないリターンが期待できる!と言われている一方で

・途中解約したらとんでもない手数料が引かれた!詐欺だ!なんていう事まで言われたりします。

そこでオフショア投資の実際の契約事例をもとに、日本の変額保険の代表的なプランであるアクサ生命の「ユニットリンク」と比較・検証していこうと思います。

かつて、オフショア積立投資で人気のあったF社の「変額プラン」の事例をご紹介します。

次の契約は開始から約10年ぐらいですが、運用成績はどうなっているでしょうか?

オフショア保険会社:F社
IFA(運用会社):N社
積立開始日   :2012年4月27日
毎月の積立額  :HKD10,000(約145,000円)
積立通貨    :HKD(香港ドル)
積立期間    :25年(満期日:2037年4年27日)

現在2021年11月末時点での運用成績がこちらです。

現在の合計投資額はHKD1,150,000(約1,667万円)に対して、時価総額はHKD1,622,820.06(約2,353万円)となっており、9年7ヶ月を経過して返戻率は141.1%年平均利回りは約6〜7%で推移しております。

一方、アクサ生命のユニットリンクはどうでしょうか?
ちょうど同じぐらいで加入している方がいないので、商品資料から抜粋するとこちらです。

ご年齢/性別・・・30歳男性
月払い保険料・・・2万円
保険・払込期間・・30年

アクサ生命のユニットリンク

こちらは仮に-3%〜6%で運用した場合ですが、年利6%で10年後で見ても240万円の払込に対して255万円となり、返戻率は106.2%です。年平均利回りで計算するとなんと1.3%です。

年利6%で推移しても10年後は実質年利回りが1.3%ということは、差し引き4.7%が手数料などのコストに回っていて、実際には運用に回っていないことがわかります。

さらにいえば、上の図の左側に死亡保障901万円と記載がありますが、こちらは万が一のことが起こった場合にお支払いされますので、保険会社としては保険料全額を運用に回せず死亡保障の部分に一部充てます。

この場合ですと、30年間の合計保険料は720万円に対して、仮に年利0%で推移した場合の解約返戻金は558万円となります。
差し引き162万円が死亡保障にかかるコストとなります。月換算すると、4,560円となります。

ざっくりいうと、毎月の保険料2万円から4,560円分控除されて、運用に回ってることになります。

全く同じ条件での単純比較ではないですが、
「オフショア積立投資」=毎月全額投資に回してリターンを重視
「ユニットリンク」= 死亡保障を確保しつつ、老後生活資金などとして運用

という内容です。

死亡保障を別で準備していれば、何もユニットリンクで用意する必要はないですよね?

  • 単純にお金を増やしたい
  • 長期での運用
  • 分散投資
  • 複利効果

を考えれば、国内よりもオフショア積立投資の方がリターンは期待できるということがお分かりいただけたと思います。

こちらに関するご質問・ご意見などあればいつでもご連絡ください。

 

 

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