プライベートバンクは、富裕層向け金融サービスとしてスイス系が有名です。元々は、無限責任制で個人出資によって運営される銀行という位置づけでした。世界の富裕層の信頼を得られ、確固たるブランドを高めた、口座を持つことがステータスとなった理由は、主に次の7つが上げられます。

☑ 政治(永世中立国)、通貨(スイスフラン通貨の強い位置)の安定性

☑ 守秘義務に関する重要性の認識と機密保持レベルの高さ

☑ 行員の業務レベルや教育レベルの高さ

☑ 監督庁(日本での金融庁)の金融機関に対する強くかつ厳格な姿勢

☑ 過度のリスクを取らない

☑ 顧客に無理に商品を勧めるということがない

☑ 金融以外のサービス提供(事業承継や相続対策サービスなど)

現在は、富裕層向け金融サービスを行う金融機関やサービスをプライベートバンクと言っています。

 

スイスの政治システム安定の魅力

スイスの金融機関が、富裕層の投資先として世界中から富をひきつけている理由のひとつに政治システムにあります。例えば、政府が消費税や相続税を引き上げや法人税を減税などを行おうとした場合、国民の直接投票の審議を得なければ通らないシステムを取っています。そのため、永世中立国として戦争や国際紛争にも参加することもありません。

つまり政治の世界において、自己の既得権や個人の利益のために動くことができないシステムとなっていて、それが長年に渡り政治と国の安定となっているのです。また、事業家の方で「いつかはプライベートバンクを!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

相続対策や事業継承などのサービスも提供

金融関連サービスだけでなく、法人オーナーの事業承継サービスや相続対策(節税対策)など、付加的なサービスも提供しています。また、プライベートバンカーによっては、顧客のビジネスサポートや人脈のマッチングなどをサポートするケースもあります。

その他、顧客のあらゆるサポートも行います。

☑ 海外留学や進路相談

☑ 手に入りづらい高級品の手配

☑ 家族間の揉め事の調停など

 

口座開設方法

プライベートバンクの最低預け入れ額は5,000万円ですが、投資という観点では1億円以上ないと口座を開く意味は薄いため、「海外投資総合管理口座」の方が使い勝手が高いのではないでしょうか。
プライベートバンクで口座を開くには、担当者による面談による審査が必ずありますが、日本に担当がいるプライベートバンクでは、スイスに渡航しなくても日本で口座開設の手続きができます。

ステータスをご希望であれば当協会提携の投資助言会社経由で、スイスのプライベートバンクをご紹介させて頂くことも可能です。