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アクティビスト(activist)とは、株式投資において、株主としての権利を行使し、文字どおり“活動的に”投資を行うことである。
アクティビストとして運用を行うヘッジファンドを「アクティビスト(アクティブ)ファンド」などと呼ぶほか、投資活動そのものを「アクティビスト投資」などとも呼ぶ。
少額の資金しか持たず、株主としての影響が小さい(保有率の低い)一般投資家には少なく、主に大きな資金を投入し大株主となる、「ヘッジファンド」や「機関投資家」などがこれに当たる。
多くのアクティビスト投資家(機関)は、株式を大量に保有し、その保有割合を高めることで、株主総会での議決権を駆使するだけでなく、その企業の経営陣と直接やり取りをするケースも往々にして存在する。
日本では、「ハゲタカファンド」などと呼ばれ、企業を乗っ取るイメージが先行しがちだが、そういった行為はアクティビスト活動(投資)の一側面でしかなく、必ずしも企業と敵対関係にあったり、対立関係にあるわけではない。