ベトナム駐在員の投資・資産運用手法
ベトナム駐在員の方の投資・資産運用に3つ(定期預金、株式投資、不動産投資)の投資手法について、解説していきます。
定期預金
1)金利
ベトナムではコロナ流行までは定期預金の金利が7%程度ありました。
現在は5%程度に下がっていますが、日本のゼロ金利と比較して長期で複利運用するのであればインフレ率を考慮しても日本よりは魅力的です。
2)口座開設
12か月のベトナムへの居住資格(Work Permitを持っている人か、その家族でResidence Cardを保有)を有していることが開設条件となります。
口座開設時点で、12か月の残存期間は無くても対象となります。
3)定期預金の期間
Residence Card(在留カード)の有効期限を超える期間の定期預金はできません
4)日本への送金
ドンをドル等に換金し、日本へ送金(又は持ち出し)することは制限があります。
金額が1回5,000ドルまでだと税関申告不要ですが、給与口座以外からの送金手続きが非常に難しいです。
そのため大金をベトナムに持ち込み定期預金する場合は、再度日本に持ち帰る難易度が高いのため良く検討する必要があります。
株式投資
ベトナムに居住者なら、現地の証券会社の口座開設が可能です。
SSI証券なら日本語対応のモバイルアプリと日本人向けの担当者がいます。
帰任後も安い手数料でベトナム株を取引することは出来ますが、パスポートとビザの有効期限が切れると、取引ができなくなります。
また口座からの出金は厳しい銀行の法規制に従う必要があります。
ベトナムから日本へ資金移動する際に審査が厳しいため、給与口座からの振込か、海外から入金した額しか基本的には海外に送金できない制限が掛けられます。
退職後もベトナムに永住しない方であれば、ベトナムでの投資・資産運用はリスクが伴います。
手数料・税金(SSIの場合)
手数料
・株式の購入金額(株数×購入単価)×0.25%
・株式の売却金額(株数×売却単価)×0.25%
税金(源泉徴収)
・株式の売却金額(株数×売却単価)×0.1%
・配当金額×5%
日本からベトナム株を購入するよりも格段に安いのがメリットです。
不動産投資
東南アジアでは不動産価格が上昇傾向のため、ベトナムでもリターンが狙える投資手法です。
ベトナムでは2015年から外国人でも条件付きでマンションや住宅を購入(土地は購入不可)できるようになりました。
住宅ローン金利が高いためキャッシュでの購入が基本ですが、売却益が簡単には海外送金できないので、永住する方向けの投資と言えます。
ベトナム駐在員は香港保険商品への投資がおすすめ
ベトナムに限らず駐在員は任期後は日本へ帰国する方がほとんどだと思います。
そのため、帰国後も引き続き資産運用を継続できる方法が望ましいと言えます。
香港の保険商品であれば、毎月の給与の一部を中長期で積立て投資することで、投資額の2倍以上のリターンを狙うことができます。
100万円以上の余剰金がある方であれば固定金利のプランで年利3%で複利運用することが可能です。
また満期時の日本口座への出金や子への相続も可能です。
海外赴任者のデメリットとメリット
~ 海外赴任者には国内の金融商品のデメリットがありますが、オフショア投資においてはメリットがあります ~
海外居住者のデメリット
~ 日本人の海外居住者が契約する国内の金融商品に関する制限を確認しましょう ~
✅証券口座
海外居住者は国内の証券口座を保有することができないため解約しなければなりません
✅非課税投資商品
「個人型確定拠出年金」「つみたてNISA」などの非課税投資商品は解約しなければならないため国内の金融商品での資産運用はできなくなります。
✅生命保険
日本非居住者となることで新規加入・契約変更ができないケースもあります。
海外赴任後に家族が増えたときなど、保険内容の見直し、契約変更などが日本でないと手続きができないケースがあります。
✅医療保険
海外居住先から保険料を支払っていたとしても海外での入院・通院に対応できないケースもありますので解約する方が望ましいでしょう
海外居住者のメリット
~日本人の海外居住者が得られるメリットでオフショア投資が実現 ~
✅安価な生活費と余剰資金の資産運用
居住先が東南アジアの場合、生活費が安い分、余剰資金を活用した資産運用や老後の資産形成にあてることもできます
✅オフショア保険会社の高利回りの貯蓄型保険に加入できます
日本居住者のオフショア生保の加入は原則として認められていませんが、非居住者であれば加入に関して制限はありません。
例えばオフショア保険会社の次の商品を契約することができます。
オフショア投資
・元本確保型
・変額運用型
・オフショアファンド
オフショア生命保険
・終身保険
・養老保険
利回りの高いオフショア投資・貯蓄型生命保険とは
~ 海外赴任者が投資資金の運用や死亡保障をカバーするためオフショア投資・オフショア生命保険を契約される方が増えています。 ~
オフショア投資
オフショア投資は、欧米の大手保険会社の口座へ毎月一定金額をクレジットカードで積立てし、約200本のファンドから複数銘柄へ分散投資します。変額運用型で200%以上を狙うか、元本確保型で140%を確実に得るための投資商品があります。両方とも長期投資を前提に積立を行い老後資金・教育資金の資産形成手段として人気があります。
海外生命保険
海外生命保険は老後資金、個人年金、退職金準備、教育資金、相続対策に活用できます。終身保険の例では、一括で1,000万円を払い込んだ場合、16年で200%を超え、40年後には1,000%もの返戻率を得ることができます。日本の終身保険では考えられない返戻率ですが世界ではごく一般的な商品内容です。
オフショア投資
変額運用積立プランと元本確保積立プラン
300%以上狙うなら【変額運用積立プラン】
20年以上の長期積立×複利運用で資産形成に最適
積立期間は最長30年間で設定することができます。商品によっては毎月2万円以上積立ることで積立期間中、毎年1%のボーナス(金利)をもらうことができます。投資先は約200本の海外ファンド(オフショアファンド)からポートフォリオを組んで分散投資ができます。日本でも変額個人年金や確定拠出年金(401k)がありますが投資対象が20~30本と少なく、どの銘柄を選んでも資金を減らしてしまうようなものばかりです。変額運用積立プランは、最近では会社経営者の方が社員の退職金変わりに活用するケースも増えています。年6%~9%の運用なら25年間で200%~300%のリターンとなります。
月5万円×25年間積立て 年利6%・9%運用時のシミュレーション
確実に増やすなら【元本確保積立プラン】
学資保険の代わりや個人年金運用に最適
15年間の積立てで、140%(積立額+40%)確保される元本確保積立プランは、子供の学資保険の替わりとして利用されています。日本の学資保険は返戻率116%程度ですから為替リスクを考慮しなければ断然、有利な条件と言えます。仮に毎月5万円を15年間積み立てると、総額900万円+40%(360万円)プラスされ1,260万円を受け取ることができます。更に投資先のS&P500(米国株インデックス)が上昇していた場合は、140%以上を満期時に受け取れる可能性もあります。※元本確保プランには諸条件がありますので、詳しくは担当IFAにご確認下さい。
月5万円×15年積立て 140%の償還を受ける場合
海外生命保険
オフショア終身保険の一例
海外の終身保険(貯蓄型保険)の特徴
日本の終身型生命保険と比較し3つのメリットがあります。
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運用利回り:200%以上の高い運用利回りを得られます
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保険料:保険料の6倍〜10倍以上の死亡保障をご準備できます(ご年齢による)
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相続対策:名義変更により妻子に相続ができます
※上記は利率の推変更や年齢、加入条件により異なる場合があります。
年3.5%〜7%程度の運用で一括払い、5年払いを選択でき、長期間ドル建てオフショアで運用することができます。貯蓄性の保険商品のため死亡保障がありながら、いざお金が必要な時には引き出すことも可能です。
また相続対策により妻子に名義変更することができます。老後資金として個人年金代わりに活用される方が多いです。
ご相談の流れ
ご相談の流れ
1.専用フォームでサポートをお申込みください
2.専任アドバイザーからご状況の確認のためメールで連絡させていただきます
3.ニーズにマッチした香港の認定IFAをご紹介させていただきます
4.赴任先から認定IFAを通し契約手続きいただけます
香港への渡航が必要なケースもあります
投資・運用されたい金額と年数、投資リスクに応じて様々なオフショア投資が可能です。詳しくはお問合せ後、認定IFAを通してプランの試算表を作成することができます。
ご相談対応国
ドバイ/香港/中国/シンガポール/フィリピン/タイ(現地での対応可能)/マレーシア/ベトナム/ミャンマー
その他の国についても、ご対応できるか確認しますので、